キラリ新着情報

インフルエンザワクチン2025のご案内

今年もインフルエンザワクチン接種を開始いたします。
世田谷区在住の方は区の費用助成を受けることが可能です。
ご予約にあたり以下をご確認ください。

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<概要>
1.当院で扱うワクチンは2種類(注射型と経鼻噴霧型)です
2.今年も土曜午後のインフルワクチン専門枠と平日午後の一般外来枠内で接種可能です(インフルワクチン枠での予約必須です)
3.インフルワクチン専用枠は土12:00-14:00です(ここでは他のワクチンとの同時接種は出来ません)
4.他の定期ワクチン(平日14:00-15:00)との同時接種や乳児健診枠(平日15:00-15:30)での接種も可能です
5.定期ワクチンに同伴されるご家族の接種も可能です
6.一般診療枠ワクチン専用枠の予約はWeb予約にて、定期ワクチンとの同時接種はお電話にて承ります
7.昨年は注射型ワクチンとフルミストの予約フォームを分けていましたが、今年は通常Web予約に統一します
8.HPVワクチンとの同時接種も対応可能です

★★★★★★★★★
経鼻噴霧型ワクチン(フルミスト)をご検討される方へ

今季のインフルワクチンに関する当院の考え・推奨をお示しします。
ご予約前に是非ご一読ください。

★当院のインフルワクチンの見解★
※2025年9月6日の暫定版です、今後改変する可能性がある情報ですのでご注意ください

<基本的な考え方>
・フルミストは痛みもなく圧倒的に楽
・しかし予防効果の観点では注射側ワクチンの方がより確実性が高い
・でも接種しないよりはどちらかでも接種した方が絶対によい

<当院の推奨>
・痛いのを我慢できるお子さんは今季は注射を推奨したい
・注射の拒否が強いお子さんはフルミストでももちろんOK
・フルミストは2歳から接種可能だが、鼻水やくしゃみで効果が減弱する懸念あり
・フルミストはやり方の説明を理解して望める5歳以上だとより確実に接種できる

<推奨の根拠>
・これまでの研究でフルミストは有効性は証明されている
・しかしフルミストはA型H1N1pdm09においては効果が不十分とされる結果が多かった
・フルミストの日本での臨床試験ではH1N1pdm09に関する検証は出来てない
・今年もA型はH1N1pdm09の流行が予想される
・2024年に日本小児科学会でも注射とフルミストの効果は同等であるという声明が出ている
・2025年は米国小児科学会でも同様に両者とも接種が推奨されるとされています
※つまり、公的機関ではどちらも推奨レベルは同じですが、さらに踏み込んで考えると、注射剤の方が効果が確実と考えられます

昨年はフルミストの流通トラブルがありましたが今年も同様のことが予想されます。
薬剤は十分な数を確保するつもりですが、状況によってはフルミストは在庫がなく接種できない可能性をご承知おきください。

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<詳細>
1.当院で扱うワクチンは2種類(注射型と経鼻噴霧型)です
 ・皮下注射型不活化ワクチン(通常の季節性インフルエンザワクチン)
 ・経鼻噴霧化型生ワクチン(フルミスト)

通常の『注射型不活化ワクチン』に関して

〇 接種対象者:生後6か月以降、すべての年齢で推奨
〇 接種回数:生後6ヶ月~12歳 2回(2-4週空けて)、13歳以上 1回
〇 料金:注射型 4,000円(年齢に応じた各設定はなくすべて均一です、2回接種の方は2回とも同じ料金です)
〇 世田谷区在住の生後6か月~15歳の方は助成あり(1回につき2,000円)
〇 助成券は院内にあります(事前にご記載いただけると当日のご案内がスムーズです)

✓ 12歳までは2回接種であり、接種から免疫が誘導されるまでに数週間を要すことから、流行開始前のお早めの接種をお願いします。
✓ 助成対象は10月1日からですが、お子様の受験などお早目の接種を希望される方は、製剤が納品され次第、接種が可能になります。

★9月中の接種をご希望される方はお電話にて日時をご相談ください。
★妊婦さんや移動が困難な医療的ケアのある方、発達特性があり配慮が必要なお子さんは優先して予約枠をお取りします。お電話にて日時をご相談ください。

経鼻噴霧型ワクチン『フルミスト』に関して

〇 接種対象者:2~19歳
〇 接種回数:1回
〇 料金:8,500円(税込み)
〇 世田谷区の助成あり(1回につき4,000円)

※当院では開院以来、2023年まで輸入製剤で接種させていただいておりました
※従来製品は成人でも49歳まで接種が可能でしたが、国内製剤では20歳以降は認可されていません
※インフルエンザA型のH1N1pdm09株に対しては有効性に懸念があります

2・3.インフルエンザワクチン専用枠は平日夕と土曜午後になります
今年は土曜午後(12:00-14:00)に加えて平日(16:00-17:00)も対応可能です。
専門外来の予約状況次第で、火・金の午前(11:00-12:00)枠も設ける予定です。
★ご家族での接種をご希望の場合は必ず接種される人数分のご予約をお願いします
★土曜インフルワクチン専用枠では他のワクチンの同時接種はHPVワクチンと三種混合ワクチン以外は原則出来ません
★平日夕のインフルワクチン枠で他のワクチンとの同時接種は可能ですが、追加は原則1本3歳以上のお子様に限定させていただきます。
 →同時接種をご希望の方はインフルワクチン枠を取得後、お手数ですがお電話にて同時接種ワクチンの種類をお伝えください。

4.他の定期ワクチンとの同時接種や乳児健診枠での接種も可能です

5.定期ワクチンに同伴されるご家族の接種も可能です
平日14:00-15:30の定期ワクチンや健診と一緒にインフルエンザワクチンを接種することが可能です。
また、その際に同伴されるご家族への接種も可能です。

6.インフルワクチン専用枠の予約はWeb予約専用枠にて、定期ワクチンや健診枠での接種予約はお電話にて承ります
Web予約ページ:https://medicalpass.jp/departments/4951

7.予診票は全てWeb問診にて事前に記入およびご署名いただきます
事前に予診票をご記載いただくと来院後の案内が非常にスムーズですので是非ともご協力ください。

Web問診専用サイトは9月16日(火)以降にリリース予定です。
公開されましたら、改めてご案内いたします。

8.HPVワクチンとの同時接種も対応可能です
高学年のお子様たちは学校や習い事などで何かとお忙しいと思います。HPVワクチンが対象年生だがまだ完了していない方は出来るだけ対応させていただきます。ご希望の方はお電話ください。

<院長より>
✓ ワクチンを打っても残念ながら罹患される人は一定数います
✓ それでも有効性が証明(全体の罹患率や重症化率を減らせる)されているので推奨しています
✓ 実際に外来で拝見しているとワクチン接種の有無の罹患者の症状はかなり違います
✓ 個人を守るという視点も重要ですが、皆でリスクを減らすという考え方も重要です
✓ 少し痛くて面倒でも、皆で接種することで、亡くなる子や重い後遺症を持つ子を一人でも減らせればと願って接種させていただいています
✓ 当院では今季は注射型ワクチンを推奨いたします

ご不明な点があれば、お電話にてお問い合わせください。

よろしくお願いいたします。

院長 山岡正慶

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