キラリ新着情報

年末のご挨拶

いつもキラリこどもクリニックをご愛顧いただきありがとうございます。

4月の開院以来、新規患者登録は1600名以上、延べ5000名近くの方々にご利用いただきました。
またほぼ同時にスタートした病児保育室アップルも延べ635名の方にご利用いただきました。
この場をお借りして、心から御礼申し上げます。

特に新型コロナウイルス感染症の診療においては当院の感染対策の特徴が最大限に活かし、コロナ関連検査の総件数は632件(PCR検査は315件、抗原検査は317件)となりました。PCR検査はほとんどを院内検査にて行い、コロナ陽性診断は60例に上り、保健所と連携し、数名は入院、死者数はゼロでした。ここまでの診療が出来たのはひとえに当院スタッフが私の思いを理解し支えてくださったこと、さらに保健所など行政の皆様の多大なる御尽力のお陰です。改めて感謝申し上げます。

また当院では開院以来、特徴的な4つの専門外来を展開しました。
『頭のかたち外来』では相談件数105件、うち36件がヘルメット治療に進みました。開院直後から治療希望者が殺到し、一時は新規受け入れを中止しました。現在は再開しておりますが、今も外来は常にパンク状態です。『イチゴ外来』では乳児血管腫に対するβブロッカー治療を4例で継続中です。『小児便秘外来』では70件以上の新規相談を受け、現在もその多くの患者さんのフォローをさせていただいております。『発達心理外来』は非常に限られた外来枠ですが、20名以上の新規相談を受け、WISC-Ⅳ知能検査や新版K式発達検査を行うことが出来ました。

これまで出来るだけ多く皆様のご希望を汲みつつ、感染対策に最大限配慮した外来運営を行ってきました。しかしながら、開業初年で不慣れな部分も多く、我々の気づかないところでご迷惑をお掛けしたり、不快な思いをされていたらお詫び申し上げます。

外来診療のベースは出来つつあります。来年は診療の質をさらに高め、『感染対策』と『子育て支援』の両輪で最大限に生かし、皆さまに貢献できるよう精進いたします。

最後に保健所や世田谷区、厚労省、コロナ関係のご担当の方々、少しでもお休みできる時間がありますように。
皆様がご家族と平穏によいお年をお迎えになれるよう祈っております。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

院長 山岡正慶

TOPへ